
エネルギー世界大手サウジアラムコと同社子会社サウジ基礎産業公社(SABIC)は10月21日、計画していた総額200億米ドルの石油化学プラントの建設を中止し、同国ヤンブーにある既存設備の拡張に方針転換すると発表した。新型コロナウイルス・パンデミックでの世界的な原油需要減に伴う支出削減や原油価格低迷への対策として内部留保を増やす。
サウジアラムコは当初、ガソリン・ディーゼルとしての石油活用ではなく、付加価値の高い化成品での売上拡大を狙い石油化学プラントの建設を計画。6月には、SABICの株式70%も買収する等、石油精製の設備能力を2倍にまで高める戦略を掲げていた。
ヤンブーの石油化学プラント新設プロジェクトは、2017年にサウジアラムコとSABICの共同事業として発表。今回の決定により、プロジェクト規模を大きく縮小することとなった。テキサス州の液化天然ガス(LNG)ターミナルに出資する計画の見直しや、中国での100億米ドルの石油精製プロジェクトの停止も進めているという。
【参照ページ】SAUDI BASIC INDUSTRIES CORPORATION (SABIC) ANNOUNCES THE LATEST DEVELOPMENTS OF THE SIGNING OF A MEMORANDUM OF UNDERSTANDING WITH SAUDI ARABIAN OIL CO. (SAUDI ARAMCO)
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