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【国際】SABICの再生プラ素材、マース、オルクラ、シュワルツが相次いで採用発表。勢い加速

 石油化学世界大手サウジ基礎産業公社(SABIC)は11月4日、同社のケミカルリサイクルでの再生ポリプロピレン素材が、食品大手マースのペットフード包装に採用されたと発表した。フィンランド食品包装Huhtamäkiが包装製品を生産する。

 SABICは、サーキュラーエコノミー型の事業として、再生素材や植物由来のバイオ素材を推進する自社イニシアチブ「TRUCIRCLE」を推進しており、今回の再生ポリプロピレン素材も、TRUCIRCLEシリーズの一環。国際持続可能性カーボン認証(ISCC)の認証制度を活用することで、対外的にも信用力のあるサーキュラーエコノミー事業を展開しようとしている。

 SABICのケミカルリサイクル技術では、プラスチック廃棄物を高温で熱分解し油化。その油を通常の原油の代替原料として活用し、ポリプロピレンを生産するというもの。異なる種類のプラスチックでも熱分解できるため、分別の手間や、高品質のプラスチックだけを抽出する手間が不要となり、前工程でのコストを削ることができる。

 生産された再生ポリプロピレンは、ISCCから「ISCC PLUS」認証を取得。別途食品グレードも取得している。

 マースは、2020年にペットフード包装でTRUCIRCLEの活用を開始し、2021年からは他ブランドの製品の包装にも展開していく考え。マースは、2025年までにバージンプラスチックの消費量を25%削減する目標を掲げている。

 同社の再生ポリプロピレン素材は、10月28日にはノルウェー食品大手オルクラも、スナック菓子包装での採用を発表。こちらでは、イタリアの加工メーカーIRPLASTが、再生ポリプロピレン素材を活用して、二軸延伸ポリプロピレンを生産し、オルクラに提供している。

 さらにスイス小売大手シュワルツも10月22日、SABICの再生ポリエチレン素材を、青物野菜の包装に採用したと発表。まずはオーガニックにんじん1kgのプラスチック包装として活用し、2020年10月から12月までの間、「リドル」や「カウフランド」ブランドの運営店舗で陳列する。SABICの再生ポリエチレンも、TRUCIRCLEシリーズの一環で、LDPE、LLDPE、HDPE、メタロセンポリエチレン(mPE)等を提供している。

【参照ページ】MARS AND HUHTAMAKI JOIN SABIC’S TRUCIRCLE™ INITIATIVE FOR PET FOOD PACKAGING BASED ON CERTIFIED CIRCULAR POLYPROPYLENE 【参照ページ】ORKLA AND IRPLAST JOIN SABIC’S TRUCIRCLE™ INITIATIVE FOR CONSUMER GOODS PACKAGING USING CERTIFIED RENEWABLE PLASTICS 【参照ページ】SABIC AND SCHWARZ GROUP EMBARK ON PILOT PROJECT FOR VEGETABLE BAGS MADE FROM TRUCIRCLE™ CERTIFIED CIRCULAR POLYETHYLENE

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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