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【国際】シェブロン、320億規模の環境分野2号ファンド組成。地熱発電ベンチャーへも投資

 エネルギー世界大手米シェブロンのCVCシェブロン・テクノロジー・ベンチャーズ(CTV)は2月25日、脱炭素化・モビリティ・分散型エネルギー・サーキュラーエコノミー分野への投資を行う「フューチャー・エナジー・ファンド」の2号ファンドを、3億米ドル(約320億円)規模で組成すると発表した。

 同社は2018年、フューチャー・エナジー・ファンドの1号ファンドを組成。投資家150社以上と協働し、炭素回収・利用・貯留(CCUS)や再生可能エネルギー等、10社以上への投資を行ってきた。

【参考】【国際】国際NGO、CCUSへの過渡依存を危険視するレポートを2本発表。日本企業は投資加速(2021年2月8日)

 さらに同社は3月1日、低温地熱発電および熱発電開発・運営を投資対象とするスウェーデンPEベースロード・キャピタルへの出資を発表した。2月に投資したカナダ地熱発電技術ベンチャーEavor Technologiesに続き、再生可能エネルギーとなる地熱または廃熱での熱発電への投資を行う。

【参考】【カナダ】地熱技術ベンチャーEavor、42億円の出資資金調達に成功。エネルギー大手も注目(2021年2月21日)

 今回の出資ラウンドでは、同社の他にも、ベースロード・キャピタルの出資者であり、再生可能エネルギー分野の推進や技術開発に投資するBreakthrough Energy Ventures(BEV)や、スウェーデンのベンチャーキャピタルGullspangInvest等も出資する。

 シェブロンとベースロード・キャピタルは、新技術の潜在性を検証するため、地熱エネルギーの豊富な日本、アイスランド、台湾、米国等での実証実験を計画。同地域での発展や市場拡大後は、シェブロン事業として地熱発電や熱発電の機会を模索する。

【参照ページ】Chevron Commits $300 million Toward Low-Carbon Technology Investments
【参照ページ】Chevron Invests in Geothermal Development Company

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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