中国で世界最大の洋上変電所が誕生した。黄海に建設中の如東洋上風力発電所の電力を直流電圧に変電し、陸上まで約100kmを海底ケーブルを用いて直流送電する。7月12日に完工した。洋上変電所はアジアで初。
今回の洋上変電所を設置したのは、中国長江三峡集団の再生可能エネルギー子会社「中国三峡新能源」。如東洋上風力発電所は、江蘇省沖で、設備容量合計300MWの「H8」、400MWの「H6」、400MWの「H10」の3つの海域で洋上風力発電を行う。合計で1.1GWを誇る如東洋上風力発電所は、年間で24億kWhの発電が見込まれチエル。
今回の変電所は、長距離送電のために交流を直流に転換するためのもの。100kmの送電は中国最長。変電所の重量は22,000t。高いは15階建て住宅相当。同変電所は、船のバラストと自然の潮汐を利用した浮体式が採用された。中国船級協会(CCS)が、同変電所の規格を承認している。
【参照ページ】世界最大、亚洲首座海上换流站运抵三峡集团江苏如东海上风电场
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら