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【ヨーロッパ】P&G、固形タイプのヘアケア製品発表。容器プラスチック消費量削減

 消費財世界大手米P&Gは6月8日、固形タイプのシャンプー及びコンディショナーを欧州市場で上市した。ヘアケア製品での固形タイプは初。プラスチック容器を紙製に転換するため、商品そのものを液体から固形へと転換した。

 今回の発表は、「ヘッドアンドショルダー」「パンテーン」「ハーバルエッセンス」「オージー」の4ブランドが対象。固形タイプの製品1個分は、250mlの液体製品2本分の量になるよう配合されている。
 
 同社の調査では、再生素材を利用したパッケージの消費財を購入したい消費者が75%にも上ると判明。実際、消費者の65%がすでにプラスチックフリーのパッケージを購入するよう心がけていることもわかった。

 同製品の箱にはFSC認証紙を使用。また、シャワールームに吊り下げられるよう、コットン製の紐が取り付けられている。

 同社は、2021年だけで年間1万t、プラスチックボトル3億本分のバージンプラスチックを削減。また、2030年までにすべての製品パッケージで100%リサイクル素材もしくはリサイクル可能な素材に転換することを目標に掲げている。

【参照ページ】P&G continues to raise the bar in sustainability, announcing its first high-performing shampoo bars across its European haircare portfolio: Head & Shoulders, Pantene, Herbal Essences and Aussie.
【参照ページ】A P&G First: Shampoo and Conditioning Bars
【画像】P&G

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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