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【国際】WBCSD、2030年ネイチャーポジティブ達成に向けたガイダンス案発行。パブコメ募集

 持続可能な発展を目指すグローバル企業団体WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)は12月9日、2030年までのネイチャーポジティブ達成に向けたガイダンスの初版を発表した。2023年1月31日までパブリックコメントを募集する。

 今回の発表は、WBCSDが設立した企業向けにネイチャーポジティブを実現するためのフレームワークを検討するイニシアチブ「Roadmaps to Nature Positive」が作成した。

 同ガイダンスでは、測定、コミット、行動変容、情報開示の4つの枠組みに関し、企業の行動内容に応じた4つのレベルを定義して、自社のアクションを評価するセルフチェックリストを提供した。

 加えて、バリューチェーンにおいて自然への影響度が高い土地利用、インフラと建築、資源採掘とエネルギーの3セクターについて、今後3年間で必要アクションを具体化していく6テーマを設定。具体的には、「マテリアリティの評価」「目標の設定」「ファイナンスの実行」「環境政策の支援」「一貫性のある信頼性が高い指標」「進捗報告」の6つ。WBCSDは、具体的なガイダンスとツールも整備していく予定。策定では、Science Based Targets Network(SBTN)や自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)、Business for Nature、自然資本連合(NCC)等の評価フレームワークとの整合性も図る。

 2023年1月31日までパブリックコメントを募集し、1.1版を2023年の前半に発行。さらに、WBCSD加盟企業の承認を経て、2023年第4四半期に正式版として第2版を発行する予定。

【参照ページ】Roadmaps to nature positive: Guidelines to accelerate business accountability, ambition and action for a nature-positive future

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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