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【日本】ホンダと三菱商事、EVバッテリー・スマート充電で新会社。新型プラグインFCV生産も

 本田技研工業と三菱商事は6月13日、EVバッテリー・スマート充電サービスを提供する新会社「ALTNA(オルタナ)」を7月に設立すると発表した。

 両社は2023年10月、電気自動車(EV)車載バッテリーのライフタイムマネジメントと、スマート充電を通じたエネルギーマネジメントの日本での事業化に関する覚書(MOU)を締結。今回のアクションもその一環。

【参考】【日本】ホンダと三菱商事、EV関連での新事業創出に向けた覚書締結。バッテリーモニタリング、V2G等(2023年10月21日)

 今回設立するALTNAでは、本田技研工業が10月に発売予定の新型軽商用EV「N-VAN e:(エヌバン イー)」を皮切りに、両社の関連リース会社との協働による新たなバッテリー・リース商品の販売を開始。車両リース時にバッテリーの所有権をALTNAが保有し、リース期間中からバッテリー使用状況のモニタリングを行う。

 車載利用期間終了後はバッテリーを回収し、系統用蓄電池事業(リパーパス蓄電事業)へ転用。電力の安定化を図るための調整力を提供し、再生可能エネルギー普及拡大を進める。系統用蓄電池としての利用が終了したバッテリーは、リサイクルにつなげていく。

 また、スマート充電事業では、エネルギー制御システムと車両の連携により電力網の需給逼迫時を避け、電力コストを最適化したEV充電を実現。電力網で再生可能エネルギーの余剰が発生する時間帯に充電を行うことでグリーン化にも寄与できる。

 また本田技研工業の米国子会社アメリカン・ホンダモーターは6月6日、米オハイオ州メアリズビルの四輪車生産拠点パフォーマンス・マニュファクチュアリング・センター(PMC)で、新型燃料電池自動車(FCV)「CR-V e:FCEV」の生産を開始した。日本と米国で発売予定。

 CR-V e:FCEVは、外部から充電可能なプラグイン機能を持つ燃料電池車。燃料電池車の長い航続距離と水素の充填時間の短さはそのままに、家庭や外出先での充電もできる。同車両に搭載されている燃料電池システムは、本田技研工業とGMが共同開発。両社で設立した合弁会社Fuel Cell System Manufacturing(FCSM)で生産する。

【参照ページ】Hondaと三菱商事、新会社「ALTNA株式会社」を設立 【参照ページ】「CR-V e:FCEV」の生産を開始 ~米国オハイオ州のPMCで生産し、米国と日本で発売~ 【画像】本田技研工業

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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