
気候変動対応を企業に求める欧州機関投資家団体IIGCCと米ESG投資推進NGOのCeresが運営する自然資本分野の集団的エンゲージメントイニシアチブ「Nature Action 100(NA100)」は8月、最新の加盟機関投資家リストを発表した。
【参考】【国際】機関投資家、自然資本の集団的エンゲージメントNA100正式発足。対象企業は2023年後半発表(2023年7月10日)
NA100の加盟機関投資家は、発足当初は10機関だったが、現在は225機関にまで増えた。運用資産の総額は30兆米ドル(約4,500兆円)を超える。
日本の機関投資家では、住友生命保険、三井住友トラスト・アセットマネジメント、アセットマネジメントOne、日興アセットマネジメント、りそなアセットマネジメントが加盟済み。東アジア大手では、台湾の国泰人寿も加盟している。
海外運用会社大手では、フィデリティ・インターナショナル、リーガル&ゼネラル・インベストメント・マネジメント(LGIM)、シュローダー、アムンディ、Robeco、ピクテ・グループ、コムジェスト、ラッセル・インベストメンツ、アクサ・インベストメント・マネージャーズ、HSBCアセット・マネジメント、BNPパリバ・アセット・マネジメント、アリアンツ・グローバル・マネージャーズ、UBSアセット・マネジメント、AVIVA Investors、マニュライフ・インベストメント・マネジメント、アバディーン、カンドリアム等が加盟している。
NA100は4月、エンゲージメント対象企業100社を評価するためのベンチマーク指標を公開しており、10月21日から始まる国連生物多様性条約第16回ドバイ締約国会議(COP16)で評価結果が発表される見通し。
【参考】【国際】機関投資家団体NA100、生物多様性分野のエンゲージメント対象100社発表。日本企業も5社(2023年9月27日)
【参考】【国際】機関投資家団体NA100、自然資本分野のベンチマーク指標決定。2024年後半に初スコア(2024年4月28日)
【参照ページ】Investors
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