本田技研工業と旭化成は11月1日、カナダでのリチウムイオンバッテリー用セパレータ生産で合弁会社を設立すると発表した。投資額は合計1,800億円程度。2027年の商業運転開始を目指す。
【参考】【カナダ】ホンダ、カナダでのEV生産体制強化へ。旭化成、ポスコ子会社とも合弁検討。1.7兆円(2024年4月27日)
今回の発表では、旭化成のカナダ現地法人の100%子会社として設立されたE-Materials Canada Corporationに、本田技研工業のカナダ現地法人Honda Canadaが第三者割当増資で25%を出資。社名も「Asahi Kasei Honda Battery Separator Corporation(仮称)」に変更する。今回の出資等で、本田技研工業は、約4億1,700万カナダドルを拠出する予定。
合弁会社では、リチウムイオンバッテリー用セパレータ「ハイポア」の製膜・塗工一貫ラインを整備。生産能力は年間約7億m2を計画している。合弁会社は2025年初頭に設立し、商業運転開始は2027年を予定している。
なお、両社による合弁会社は、関係当局の許認可の取得等を条件に、2025年初頭の設立および事業開始を予定している。
【参照ページ】旭化成とHonda、カナダでのリチウムイオン電池用セパレータ生産を目的とした合弁会社化のための株主間契約を締結
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