
環境省は2月18日、「廃棄物の減量その他その適正な処理に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための基本的な方針」を改訂した。廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)上の目標値を修正した。
今回の目標修正は、2023年に修正された目標を新たに修正したもの。背景は、2024年8月に閣議決定した「第五次循環型社会形成推進基本計画」の目標値と一致させるため。以前の2025年もしくは2027年の目標値から、2030年目標へと変更となった。
目標値の水準に関しては、一般廃棄物や産業廃棄物の排出量はさらに厳格化していく一方、家庭からの一人当たりの廃棄物量やリサイクル率に関しては目標を実情に合わせて下方修正した。

(出所)環境省
一人一日当たりの家庭廃棄物では、以前は木竹草類、金属、ガラス等について一定程度の発生量削減を見込んでいたが、大きな進捗がなく、今回の目標設定ででも、厨芥、プラスチック等は継続するが、木竹草類、金属、ガラス等については発生量量の大幅削減は見込めないと判断した。
また一般廃棄物のリサイクル率でも、紙、金属では当初は上昇を見込んでいたが、進捗が芳しくなく、下方修正された。同様に産業廃棄物のリサイクル率では、家畜排泄物でのリサイクルが当初想定より進展せず、目標が下方修正された。一方、廃油、廃プラスチック等の循環利用率の上昇は見込まれている。
一般廃棄物と産業廃棄物の最終埋立処分場については、残余年数を横ばいで維持。また市町村単位での施策を促進する導入率目標については、一定の水準に達しており、さらに他の政府目標で全体の目標値を設定していることを理由に削除された。
【参照ページ】「廃棄物の減量その他その適正な処理に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための基本的な方針」の変更及び意見募集の結果について
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