
タイヤ世界大手イタリアのピレリは7月9日、バイオ由来素材と再生素材の比率が70%以上の世界初の標準生産タイヤを量産すると発表した。すでに販売先も決まっている。
新タイヤ「P Zero」は、鉄部分は鉄スクラップを一部採用した鉄を採用。ゴム部分は、籾殻由来シリカ、廃タイヤ由来のカーボンブラック、植物油等を熱分解した樹脂、バイオ樹脂等、低炭素型の素材を幅広く採用。第三者監査機関仏ビューローベリタスから第三者保証も取得した。同時に高品質規格タイヤのウルトラ・ハイパフォーマンス(UHP)と同等の高性能を実現した。
同タイヤに利用されている天然ゴムは、森林保護推進の国際NGO森林管理協議会(FSC)認証を取得済み。同社は2026年までに欧州工場で使用されるすべての天然ゴムをFSC認証品に切り替える。
同タイヤは、インド財閥タタ・サンズの傘下ジャガー・ランドローバー(JLR)向けに開発。2025年後半にレンジローバーに搭載され、将来モデルへの採用も計画している。JLRは、2024年に100%FSC認証天然ゴムを使用したピレリタイヤを装備した初の自動車メーカー。
【参照ページ】PIRELLI: FIRST STANDARD PRODUCTION TYRE WITH OVER 70% BIO-BASED AND RECYCLED MATERIALS
【参照ページ】JLR MAKES INDUSTRY FIRST COMMITMENT TO INTRODUCE TYRES MADE FROM RENEWABLE MATERIALS ON ITS LUXURY VEHICLES
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