
米テキサス州のケン・パクストン司法長官は9月16日、議決権行使助言大手グラス・ルイスとISSに対し、テキサス州消費者保護法違反の疑いで司法調査を開始したと発表した。ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DEI)と気候変動の姿勢を批判した。
今回の発表では、グラス・ルイスとISSが、議決権行使助言において、DEI方針の実践、性別に基づくクオータ(採用割当)制度、気候変動方針を重視する上場企業に賛成票を投じるよう推奨していたことを問題視。経済分析によって妥当性が裏付けられているようには見えないと伝えた。
グラス・ルイスとISSはすでに、米国上場企業に対する議決行使助言では、性別に基づくクオータ(採用割当)制度の観点を削除する等の対応を行い、共和党からの攻撃をかわす動きもみせている。一方、テキサス州は両社へのプレッシャーを強めており、両社はテキサス州を提訴する事態にも発展している。
【参考】【アメリカ】グラス・ルイスとISS、テキサス州を提訴。反ESG法は違憲。反資本主義的(2025年7月31日)
【参照ページ】Attorney General Ken Paxton Investigates Proxy Advisors Glass Lewis and ISS for Misleading Public Companies to Push Radical Agenda
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