今年6月から適用開始されたコーポレートガバナンス・コード、統合報告など上場企業を中心に非財務情報の開示を要請される機会が増えています。これらは主な利用対象が投資家で、これまでの幅広い層を対象としてきたCSR報告書等とは異なる情報開示が必要になってきています。
こうした変化の中で企業はこれまでのCSR・ESGの開示を見直し、さらに進化させていかなければならないのは明らかです。ただ、多くの利用者がいるCSR・ESG情報をどう変えていけばよいかを明確にすることはベテランのCSR担当者でも悩むところではないでしょうか。
そこで今回は、こうした方々のヒントになるように企業が知っておかなければいけない「必要とされるCSR・ESG情報の開示」について皆様と一緒に考えていきます。
前半の講演では、 株式会社イースクエア代表取締役社長・本木啓生氏に「企業に求められるCSR・ESG情報開示の最前線」というテーマでお話いただきます。グローバルを含めた大きな環境変化の中で、企業に求められる非財務情報とは何なのか。さらによく使われる開示の枠組みやステークホルダー視点での情報開示のあり方など、基本から詳しくご説明いただきます。
続いて、後半のパネルディスカッション(「CSR担当者が考えるステークホルダー視点での情報開示」)では、企業のCSR担当者などにご登壇いただき、各社の現在の開示状況や課題、将来あるべき開示の姿などについて議論していきます。
本セミナーはCSR担当になったばかりの方はもちろん、大きく変化するCSR・ESGの開示について体系的に理解したいという方にもお勧めです。CSR部署だけではなく、広報やIRといった企業の情報開示に深く関係する部署の方、さらにこうした開示に興味のある研究者や学生の方にもぜひご出席いただきたいと思います。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
セミナー概要
- 日時:2015年9月30日(水) 14:00~17:00(受付開始13:30)
- 会場:社団法人経済倶楽部ホール(東洋経済ビル9階)
東京都中央区日本橋本石町1-2-1 アクセス
(最寄駅:地下鉄半蔵門線「三越前駅」B3出口から徒歩0分など)
- 定員:100名(最少開催人員:30名)
※お申し込みが最少開催人員に達しない場合は開催を中止させていただくことがあります
- 主催:東洋経済新報社CSRプロジェクトチーム(担当:岸本・市川)
- 協力:日本橋CSR研究会、CSRのその先へ、Sustainable Japan
予定プログラム
- ご挨拶
- 講演(14:05~15:35)
「企業に求められるCSR・ESG情報開示の最前線」
株式会社イースクエア代表取締役社長:本木啓生氏
■主な内容
・CSRに取り組む前提となる事業環境の変化
・CSR先進企業と企業業績との連動
・CSR・ESG情報開示の枠組み(GRI、SASB、IIRC)
・ステークホルダー視点でのCSR・ESG情報開示
・投資家から評価を得るための情報開示
- 休憩(15:35~15:45)
- パネルディスカッション(15:45~17:00)
「CSR担当者が考えるステークホルダー視点での情報開示」
パネリスト:本木 啓生氏(株式会社イースクエア代表取締役社長)
安藤 光展氏(CSRコンサルタント)
井手 一代氏(ヤフー株式会社 社長室 社会貢献本部)
岩澤 亨氏(トピー工業株式会社 総務部広報IR担当)
モデレーター:岸本 吉浩(東洋経済新報社『CSR企業総覧』編集長)
- 閉会のご挨拶
参加費:Peatix3,500円(税込み)、当日お支払い4,000円(税込み)
詳細・お申込み
Peatix(外部サイト)からお申し込みください。
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