
自動車世界大手フォルクスワーゲングループのマティアス・ミュラーCEOは9月11日、フランクフルト・モーターショーの会場で、電気自動車分野に大規模投資していく考えを発表した。現在30に留まっている同社傘下ブランドの電気自動車・ハイブリッド車の車種を、80車種にまで高める。さらに、2030年までに、販売全300車種に対し、電気自動車・ハイブリッド車タイプを投入する。また、二酸化炭素排出量ゼロ(ゼロ・エミッション)車の開発のため、2025年までに200億ユーロ(約2.6兆円)を投じる。
フォルクスワーゲングループは、同社ブランドの他、アウディ、ランボルギーニ、ベントレー、セアト、ブガッティ、シュコダ、スカニア、マンを傘下に保有し、他ブランドでの事業展開を行っている。
同社が計画を打ち出した80車種は、電気自動車(EV)50車種、プラグイン・ハイブリッド車(PHV)30車種と電気自動車種の方が多い。実現のためには、蓄電池となるリチウムイオンバッテリーが2025年までに年間150GWh必要となると試算されており、現在、欧州、米国、中国で長期的な戦略パートナーを模索中。投資規模は500億ユーロ(約6.6兆円)規模になる。ミューラーCEOはまた、2025年までには、電気自動車分野で世界一となるという意気込みも示した。そのため、電気自動車の課題となっている航続距離について、短い充電時間で600km走行できるようにしたいとも話した。
同日、自動車世界大手ダイムラーも、2022年までに全車種で電気自動車・ハイブリッド車を発売していく考えを発表した。
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