【ドイツ】アディダス、100%リサイクル再生産可能なランニングシューズ開発。廃プラ削減対策 2019/04/19 最新ニュース

 アパレル世界大手独アディダスは4月17日、100%リサイクルできるランニングシューズ「FUTURECRAFT.LOOP」を発表した。プラスチック問題に対処するため、使用済のランニングシューズを分解し新しいランニングシューズを生産することを可能にした。初代製品は世界中200人のクリエーターで履き潰して回収するベータ実験を行い、2021年春夏シリーズで商業展開する予定。

 アディダスは、2015年に海洋プラスチックを回収して素材化した機能性シューズ「Parley for the Oceans」を同社として始めて投入。2019年には、海岸等で回収した海洋プラスチックを原材料に混ぜた靴を1,100万個生産する計画する他、2024年までに全製品のポリエステル素材を再生ポリエステルのみに切り替えることにもコミットしている。

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 一方、FUTURECRAFT.LOOPは、「サーキュラーエコノミー」をテーマとし、使用済シューズを素材に還元し何度でも繰り返し同じシューズを作ることを目標としてきた。従来のシューズは、原料を混ぜ合わせて接着する手法を採用しているため、材料を基に戻すことができなかった。今回のシューズは、全ての部材を100%リサイクルできる単一の熱可塑性ウレタン(TPU)のみを用い接着剤を使わないで製造できる製品設計を開発した。廃棄された後は、回収、洗浄、ペレット化した後に溶解して原料に戻すことができる。製品としての機能性は、アディダスが通常製品用に用いていてきた品質基準を全て満たしている。

【参照ページ】ADIDAS UNLOCKS A CIRCULAR FUTURE FOR SPORTS WITH FUTURECRAFT.LOOP
【画像】Adidas

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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