【イギリス】MSCI、気候変動で不動産の洪水リスク算定。ロンドン周辺でも評価額の30%が洪水リスク抱える地区 2019/09/22 最新ニュース

【イギリス】MSCI、気候変動で不動産の洪水リスク算定。ロンドン周辺でも評価額の30%が洪水リスク抱える地区 1

 インデックス開発世界大手米MSCIは9月17日、英環境庁のデータベースとMSCIが保有する不動産データを活用し、イングランド地方各地の不動産が抱える洪水リスクを算出した。英国不動産の4%が洪水リスクが高いもしくは中程度あると結論づけた。

 英国では、気候変動の影響を受け、異常気象や自然災害による洪水リスクが急増している。英国は、米国と日本に次ぐ世界第3位の不動産市場。今回、投資家に対し不動産の洪水リスクを例示するため、イングランドを対象とした分析を行った。

 郡単位でまとめた場合、洪水リスクが調査対象不動産の11.7%以上のなる郡は2つもあった。また市レベルでも、リーディングでは不動産資産価値の54%、不動産単位では16%が洪水リスクを抱えており、悪い状況にあると算定された。ドンカスターでも不動産資産価値の29%、シェフィールドでも不動産資産価値の25%が、同様に洪水リスクを抱えている。また、ロンドン周辺でも、洪水リスクが30%以上というところも出た。

 MSCIは、気候変動の物理的リスクとして、投資先不動産の洪水リスクを見定めるよう推奨した。

【参照ページ】Underwater assets? Real estate exposure to flood risk

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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