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【国際】ウォルト・ディズニー・カンパニー、2030年環境目標設定。自社事業カーボンニュートラル宣言

 エンターテイメント世界大手米ウォルト・ディズニー・カンパニーは12月8日、新たな2030年環境目標を設定。二酸化炭素排出量、水、廃棄物、素材、持続可能な製品設計に注力すると発表した。

 同社環境ポリシーは、長期環境戦略や経営層、従業員、テーマパークのスタッフの意思決定の際の原則に基づき作成。自社事業を推進する上で、環境負荷が最も小さく、最も環境に良いインパクトのある場所について、科学に基づく査定も行う。

 主な目標としては、2030年まで自社事業活動での二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)の達成や、自社事業向けの購入・発電電力を100%再生可能エネルギーにすることを標榜。低炭素燃料イノベーションの実現に向けた他社との協働や気候変動対策への投資も行う。

 また、インパクトの大きい地域に特化し、水スチュワードシップ戦略を展開。米国内のテーマパークやリゾートで提供する魚介類は全て環境サステナビリティが担保されたものだけにする。また同社の直営パークでの廃棄物埋め立てもゼロにする。今後のパーク等の建設でも、二酸化炭素ネット排出量をゼロに近づけ、水消費量も最小化し、建材廃棄物ゼロにも取り組む。

 さらに同社は、全事業でのプラスチックフットプリント削減を実施。素材では他にも、ディズニーブランドで販売する包装・容器に含まれる紙・木材・パーム油は全て認証済み原材料に転換する。繊維製品では、認証済み素材やリサイクル素材、環境インパクトの小さい代替素材を活用する。

【参照ページ】The Walt Disney Company Sets 2030 Environmental Goals

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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