世界経済フォーラム(WEF)、スマート・フリート・センター、BSRの3団体は7月22日、貨物輸送の脱炭素化向けた企業連合「サステナブル・フリート・バイヤーズ・アライアンス(SFBA)」を発足した。スコープ3の二酸化炭素排出量を削減するため、貨物輸送を発注する荷主企業側から脱炭素輸送のムーブメントを作り出す。
同企業連合には、We Mean Business Coalition及びMission Possible Partnership(MPP)とも連携。現在、世界の排出量の約8%を占める貨物輸送の分野でのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量)ゼロ実現で団結する。対象は、陸上、海運、空輸の全ての輸送。荷主企業が団結することで、物流企業側の行動変容を促す。
同イニシアチブはこの後、専門の事務局を設置し、加盟企業を募る。最初の目標としては、SFBA憲章を制定し、11月に開催される第26回国連気候変動枠組条約グラスゴー締約国会議(COP26)の場で発表する。
【参照ページ】LANDMARK COLLABORATION TO ACCELERATE THE SHIFT TO ZERO-CARBON FREIGHT
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