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【国際】イケア、製品省エネやサーキュラー促進ツールをリリース。食品の栄養基準も策定

 家具世界大手スウェーデンのイケアは、気候変動対策、サーキュラーエコノミー化、健康的で持続可能な食品の促進でアクションを進めている。

 同社は、世界のエネルギー消費量の15%は照明による電量消費が占めていることを課題視。9月24日には、バリューチェーン全体での二酸化炭素排出量を削減するため、従来同社商品比で平均35%省エネ化が可能なLED照明「SOLHETTA」を販売すると発表した。

 さらに同社は9月2日、製品の循環性を統計的に評価・共有するツール「サーキュラー・プロダクト・デザイン」を発表。同アクションは、2030年までに全製品の設計を循環型に転換する目標の一環。

 同ツールでは、同社製品9,500点以上を一律の方法で測定し、サーキュラー性をスコアリングする試み。サーキュラー性スコアリングを共有することで、製品デザイナーのサーキュラー型設計の促進も狙う。

 また食品の栄養については9月23日、科学的根拠に基づく食品栄養プロファイリング・システムをリリース。同社の全食品に対し、包括的栄養基準を設け、栄養価に応じ「グリーン」「イエロー」「レッド」の三段階で評価した。

 同基準は、同社と健康的な食品選択促進Choices International Foundationの協働で策定。カロリー、飽和脂肪酸、糖分、塩分、食物繊維等、生活習慣病との関連で評価を行った。

 同社は、責任ある原料調達や食品廃棄の削減、持続可能な包装・容器、健康的な食品選択等、バリューチェーン全体で持続可能なフードシステムの構築に注力。2025年までに、植物由来の食品50%、植物由来包装・容器80%利用を目指す。

【参照ページ】IKEA introduces next generation of LED to enable more efficient energy usage with more affordable prices
【参照ページ】IKEA releases circular product design tool to inspire and accelerate the circular movement
【参照ページ】IKEA launches Nutrition Profiling System to accelerate the transition to a healthier, more sustainable food offer

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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