
2050年までの運用ポートフォリオのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)にコミットするアセットオーナーのイニシアチブ「Net-Zero Asset Owner Alliance(NZAOA)」は11月29日、新興市場での気候変動対策を進めるため、ブレンデッド・ファイナンスの活用を促すディスカッション・ペーパーを公表した。
ブレンデッド・ファイナンスは、対象のプロジェクトに対し、リスクに応じてトランシェを構成し、ハイリスクの証券を国際開発金融機関や政府系金融機関が持ち、リスクが比較的低い証券に民間の投資家が資金を投資するスキーム。
NZAOAは今回、新興市場がカーボンニュートラル型の経済に移行するためには、年間最大1兆米ドル(約110兆円)が必要となりながらも、先進国政府は1,000億米ドル(約11兆円)の資金拠出コミットメントにも応えられていないと指摘。民間資金の活用が重要との考えを示した。
具体的な提言としては、投資可能なプロジェクト案件の拡大、政府開発援助(ODA)の対象となる資金への民間投資の可能化、資金提供者での資金プールを構築し投資を標準化、開発金融機関のインセンティブ体系の見直し、信用格付手法の確立、データポイントの生成等を挙げた。
NZAOAは2月、運用会社に対してもブレンデッド・ファイナンスへの構築を呼びかけている。
【参考】【国際】投資家団体NZAOA、運用会社に気候テクノロジー投資拡大のブレンデッドファイナンスで協働要求(2021年2月22日)
【参照ページ】NET-ZERO ASSET OWNER ALLIANCE CALLS FOR SCALING BLENDED FINANCE TO INVEST IN EMERGING MARKETS
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