英小売大手テスコは9月25日、主要歯磨き粉ブランドと協働し、英国の小売30店舗で、歯磨き粉の箱包装を廃止する実証を行うと発表した。実証が成功すれば、他店舗にも同アクションを拡大し、年間680tの箱包装を削減できる見込み。
今回のアクションは、「可能な限り廃止」「廃止できなければ削減」「再利用を徹底」「再利用できなければリサイクル」という同社4R戦略の一環。同社は、2019年以降、商品の包装・容器1,500種類以上の改善を進め、まとめ売りパック、追加の蓋、フィルム、袋等、プラスチックを3,000t以上削減してきている。2021年11月には、同社プライベートブランド(PB)歯磨き粉商品で箱包装を廃止し、年間55tの箱包装の削減を実現済み。
今回対象となるブランドは、消費財世界大手米コルゲート・パーモリーブの「コルゲート」、小型電気器具大手独ブラウンの「Oral B」、製薬大手英グラクソ・スミスクライン(GSK)の「Sensodyne」「Aquafresh」「Corsadyl」等。テスコの対象店舗では、箱包装を廃止し、歯磨き粉チューブのみで販売する。
【参照ページ】Tesco working with major brands to remove un-needed toothpaste packaging
【画像】Tesco
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