欧州の化粧品・パーソナルケア業界団体コスメティックス・ヨーロッパは12月7日、欧州での化粧品業界の環境フットプリント削減を目的としたイニシアチブ「Commit for Our Planet」を発足したと発表した。気候変動、容器・包装、自然の3つにコミットする。
コミットした内容は、気候変動では、スコープ3を含め1.5℃目標と整合する科学的根拠に基づく削減目標を設定。容器・容器では、EUのパッケージ・パッケージ廃棄物指令(PPWD)に準拠した容器・包装に転換するとともに、他の既存イニシアチブへの参画を奨励。自然では、SBTN(科学的根拠に基づく自然目標)のガイドラインに即した対策の実施。
同イニシアチブには、LVMH、ロレアル、ユニリーバ、コルゲート・パーモリーブ、ヘンケル、バイヤスドルフ、コティ、ロクシタン、ボーリンド、ラ・ビオステティーク、ナチュラビセ、ヴェレダ、AVA Cosmetic Laboratory、Babaria、Bruno Vassari、Cosnova、Dalli Group、Floslek、Gardiner Family、Apothecary(Elave)、Global Cosmed、Keune、MartiDerm、NAOS、Salerm Cosmetics、Schwan Cosmetics、SystemKosmetik、WALAの28社が参画。
業界団体では、オランダ化粧品協会(NCV)、ドイツ化粧品・トイレタリー・香水・洗剤協会(IKW)、ポーランド化粧品産業連合(Kosmetyczni)、ルーマニア化粧品・洗剤製造業者連合(RUCODEM)、スペイン化粧品・トイレタリー・香水協会(STANPA)がサポーティング団体として加盟した。
コスメティックス・ヨーロッパは今後、同イニシアチブを通じ、企業のサステナビリティのコミットメントを達成するためのツールやガイドラインを作成。全体的な進捗状況について年次報告を行う。
【参照ページ】Cosmetics Europe brings together industry action on sustainability through “Commit for Our Planet” initiative
【画像】COTY
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