サントリーホールディングス傘下のサントリー食品インターナショナルは2月13日、全日本食品(全日食チェーン)と協働し、全日食チェーン加盟店の関東エリア及び静岡県、福島県の一部店舗を含む91店舗を対象に、店頭で回収した使用済みペットボトルを新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクル開始すると発表した。今後関東エリア全域、さらには全国に展開を拡大予定。
全日食チェーンには、主に地域のミニスーパーや個人商店が全国約1,600店加盟。一般食品、生鮮食品、酒等の商品供給や経営指導、売場指導等を行っている。今回の発表では、全日食チェーン加盟店の対象店舗で回収した使用済みペットボトルを、サントリー食品インターナショナルの飲料用ペットボトル容器として再生・使用する。
資生堂は2月10日、プラスチック製容器の回収・リサイクルプロジェクト「BeauRing(ビューリング)」の実証を4月から開始すると発表した。横浜市の計10拠点で回収し、再びプラスチック製容器へとリサイクルする。
回収対象の製品は、同社の全ブランドのプラスチック製化粧品容器。回収拠点は、神奈川県横浜市内のデパート、化粧品専門店、資生堂グローバルイノベーションセンター等。また、同プロジェクトでは、他社へも参画を呼びかけており、すでにポーラ・オルビスホールディングスが参画を表明。「POLA」ブランドの容器が回収対象となる。
同社は、今回のプロジェクトを実証と位置づけ、収集量等の検証結果をもとに、地域、店舗チャネルの拡大を図る。
【参照ページ】全日食チェーンとサントリーが協働し
「ボトルtoボトル」水平リサイクルを開始
【参照ページ】資生堂、プラスチック製容器の新循環モデル「BeauRing」の実証試験を開始
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