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【イギリス】テスコ、食料バリューチェーンでの水マネジメント強化発表。ネイチャープログラム

 英小売大手テスコは11月23日、自然を重視した食品システムへの移行支援プログラム「ネイチャー・プログラム」を展開する計画を発表。水へのコミットメントを強化した。

 ネイチャー・プログラムでは、注力分野として、英国内外の主要調達先での自然保護、生物多様性の保全に向けたイノベーション拡大、自社敷地と事業全体にわたるネイチャー・プランの展開、自然と食料システムが直面する主要課題に関する業界を牽引する調査、業界横断エンゲージメントの主導の5つを定めた。

 その一環として、同社は、ノーフォーク・リバーズ・トラスト、ワイ・アンド・ウスク財団等の地域パートナーとともに、英国内外の主要調達地域での水スチュワードシップ活動を継続支援。英サーキュラーエコノミー推進NGOのWRAP(Waste & Resources Action Programme)が掲げる2030年までに英国の生鮮食品・飲料の50%を、持続可能な水マネジメントが行われている地域から調達することを目指す目標にもコミットする。

 さらに同社は、水質汚染の影響に悩む食品生産にとって重要な地域であるワイ川流域の主要サプライヤーに対し、「コートールド2030年水ロードマップ」の達成に向け、なるべく早く第三者環境認証制度に署名するよう要請した。

 今回発表のプログラムは、11月まで展開してきた同社と世界自然保護基金(WWF)のパートナーシップが基盤。テスコは、WWFの英小売自然イニシアチブ「Retailers’ Commitment for Nature Group」に参画しており、今後も他の小売業者とともにアクションを進めていく。同社は3月、英国青果物の全サプライヤーでLEAF Marque認証取得も完了済み。

【参考】【イギリス】テスコとWWF、食料・農業アクセラ開始。スタートアップとサプライヤーの協働(2022年5月12日)
【参考】【イギリス】テスコ、英国青果物全サプライヤーでLEAF Marque認証取得完了。世界全体へ展開(2023年3月2日)

【参照ページ】Tesco launches Nature Programme with step-up in support for water commitment
【画像】Tesco

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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