
欧州委員会は6月24日、2024年下半期に最大650億ユーロのEU債を発行する意向を表明した。上半期には750億ユーロを発行しており、通年で総額1,400億ユーロとなる見通し。
欧州委員会は、2021年からEU債とNextGenerationEUグリーンボンドを発行し、債務残高は5,360億ユーロに達している。そのうち600億ユーロがNextGenerationEUグリーンボンド。すでにEU加盟国に対し2,400億ユーロを超える財政出動を行ってきた。このうち550億ユーロ以上が、NextGenerationEUの財源となっている。ウクライナに対しては、2024年にウクライナ・ファシリティーの下で、60億ユーロ以上が供与。2023年のマクロ金融支援+政策に関しては、180億ユーロが投じられている。また、短期証券での発行が220億ユーロある。
欧州委員会は、2023年1月以降、NextGenerationEUグリーンボンドの発行を中止し、EU債としての発行に一本化している。背景には、EU債そのものの発行について、EU加盟国間でも不協和音が出ている中、少なくとも発行に向けた政治リスクを下げたいという思惑が感じられる。EU債の資金使途は、NextGenerationEUや、ウクライナ・ファシリティー、西バルカン諸国改革成長ファシリティー、マクロ金融支援プログラム等。
欧州委員会は今回、2025年と2026年にも、年間1,500億ユーロから1,600億ユーロの発行を続ける考えを示した。発行に際しては、EU全体の半期毎の資金調達計画を通じ、目標発行額を公表する流れをとる。
【参照ページ】The European Commission to issue €65 billion in long-term EU-Bonds in the second half of 2024
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