
EVバッテリー世界大手中国CATL(寧徳時代新能源科技)と中国電気自動車(EV)大手NIO(蔚来汽車)は3月17日、戦略的パートナシップを拡大し、資本提携することを発表した。電気自動車(EV)バッテリー交換ステーションの展開、同技術規格の統一、ユーザーへの効率的なEVソリューション提供で協力する。
【参考】【中国】NIOとCATL、長寿命交換式EVバッテリー研究開発で提携。パートナーシップ強化(2024年3月15日)
今回の発表では、CATLがNIOのEV充電子会社NIOパワーに最大25億人民元(約510億円)出資。乗用車向けの最大かつ最先端のEVバッテリー交換サービスネットワークを共同で構築する。
NIOパワーは現在、EVバッテリー交換ステーション「Power Swap Station」を3,172ヶ所で展開。高速道路では、中国の18の基幹高速道路と14の都市群を結び、高速道路沿いだけでも1,000ヶ所にステーションを持つ。さらに6月30日までに、北京市、上海市、広東市を含む中国の省級行政区で14、県級行政区で1,200ヶ所以上をカバーする。12月31日には、省級行政区で27、県級行政区で2,300ヶ所以上にまで拡大する計画。
加えて、NIOはEVバッテリー交換のための運用管理システムの構築にも注力しており、すでに長安汽車、吉利、奇瑞汽車、安徽江淮汽車(JAC)、広州汽車(GAC)、第一汽車、ロータス等の中国自動車大手と全面的かつ多段階の戦略的パートナーシップを締結している。
今回の資本提携で、CATLはNIOのバッテリー交換ネットワークの展開拡大を支援。さらにCATLの技術規格「Choco-Swap」とEVバッテリー交換ネットワークは、NIOの新ブランド「firefly」の後続モデルにも導入される。両者のネットワークは並行して運用され、EVユーザーによりシームレスで効率的なスワップ体験を提供する。
さらにCATLは3月18日、バッテリーのサーキュラーエコノミー化を進めるためエレン・マッカーサー財団との戦略的パートナーシップも発表。同財団の初の「再生可能テクノロジーリーダー」にも認定された。
CATLはすでに、ゼロカーボン戦略を掲げており、再利用可能で再生可能な素材の使用を優先し、リサイクルを促進している。2024年には、使用済みバッテリー約13万tをリサイクルし、17,000tのリチウム塩を再生生産している。
【参照ページ】NIO and CATL Form Strategic Partnership on Battery Swapping
【参照ページ】CATL and Ellen MacArthur Foundation establish Strategic Partnership to advance battery circular economy
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