
ドイツ自動車工業会(VDA)は6月24日、欧州の自動車及び自動車部品大手11社がオープンソースソフトウェアの共同開発に関する覚書を締結したと発表した。
今回の合意では、総報告通信機能を用いて制御ソフトウェアを更新する「ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)」への移行が加速する中、開発効率、スピード、セキュリティの向上と、オープンで協調的なエコシステムの構築に向けて協力。各社の差別化要因ではない共通のソフトウェアモジュールに焦点を当てて共同開発を行う。
協業する11社は、フォルクスワーゲン、BMW、メルセデス・ベンツ、ボッシュ、コンチネンタル、ETAS、フォルヴィア、QORIX、ヴァレオ、ベクター・インフォマティック、ZF。
同ソフトウェアの開発は、世界的なオープンソースコミュニティであるEclipse財団が運営する「S-COREプロジェクト」として進められる。特定のベンダーに依存しない環境で高い透明性を重視し、詳細な仕様ではなく実行可能なソフトウェアモジュールを提供する「コードファースト」アプローチによって、標準化と開発速度を両立する。
また、関連する基準に基づく認証を前提として開発プロセスを策定し、ISO26262認証の取得も目指す。2026年までに量産開発向けソフトウェアのスコープが利用可能になる計画。
【参照ページ】Automotive industry signs Memorandum of Understanding for joint software development based on open source
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