
サステナビリティ報告国際ガイドライン策定GRIは6月26日、GRIスタンダードの「GRI 102:気候変動」と「GRI 103:エネルギー」を改訂した。国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が発行した「IFRS S2」との整合性を確保した。
GRI 102(2025)では、温室効果ガス排出量の大幅な削減を強調。科学的根拠に基づく目標とグローバルな気候目標に基づいた報告基準を重視しつつ、労働者、地域コミュニティ、先住民族への影響をカバーする「公正な移行」指標を組み込んだ。
GRI 103(2025)では、エネルギーのカーボンニュートラル化、再生可能エネルギーと非再生可能エネルギーの使用、エネルギー使用量の削減を主たる指標とし、責任あるエネルギー使用を企業の気候変動緩和アプローチの中核要素として位置付けた。
今回の改訂版では、IFRS S2に準拠した報告を行うことで、自動的にGRI 102とGRI 103にも準拠する状態を確保。また双方のFAQも公表した。
GRI102は、科学的根拠に基づく目標策定イニシアチブ(SBTi)の企業版ネットゼロ・スタンダードと、EU企業サステナビリティ報告指令(CSRD)の欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)E1との整合性も確保されている。
【参照ページ】New Climate Standards can unlock actionable and streamlined reporting on impacts
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