
欧州委員会は7月1日、EUの金融報告フレームワーク検討機関European Financial Reporting Advisory Group(EFRAG)が欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)の改訂案を作成する期限を従来の10月31日から11月30日に延期することを決めた。EFRAGが延期を要請していた。
【参考】【EU】EFRAG、ESRS改訂で個別事案の方向性提示。ダブルマテリアリティ評価方法修正も(2025年6月20日)
【参考】【EU】EFRAG、ESRS簡素化作業計画決定し、欧州委員会に報告。7月末に改訂草案公表へ(2025年4月30日)
【参考】【EU】EFRAG、ESRS簡素化作業計画で期日までに合意できず。作業難航(2025年4月19日)
今回の期限延期を受け、EFRAGサステナビリティ報告委員会(EFRAG SRB)は7月2日、当初7月末から30日から45日間実施することを予定していたパブリックコメント募集期間を7月末から9月末までの60日間に延長すると表明。9月末から10月初旬にかけ、アウトリーチイベントも開催する。
また欧州委員会は今回の決定の中で、ESRSとISSB基準間の相互運用性を維持する重要性を強調し、企業の二重報告負担を軽減する意思も伝えた。
EFRAG SRB委員長は、今回の期限延期を歓迎。「サステナビリティ報告の使いやすさと野心を両立させた技術的助言を提供するため、より包括的で堅固な意見聴取プロセスを実現できる」と語った。
【参照ページ】Extended Duration of EFRAG’s Public Consultation on ESRS Simplification
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