
化学世界大手オランダのアクゾノーベルは9月11日、同社サプライヤーの独BASF及び仏アルケマとの連携により、超耐久性建材用粉体塗料「Interpon D」シリーズの温室効果ガス排出量を最大40%削減したと発表した。
今回の連携では、BASFが再生可能エネルギーを使用して製造したマスバランス方式のネオペンチルグリコール(NPG ZeroPCF)をアルケマに供給。アルケマが同原料を加工し、アクゾノーベルに供給した。同樹脂製品の一種「Interpon D2525」は、ロンドンの高層ビル「ザ・シャード」のアルミニウム製カーテンウォールにも採用されており、同ビルはグリーンビルディング認証「BREEAM」でエクセレント認証を取得している。
製品カーボンフットプリント(PCF)の算定では、サプライヤーから提供された1次データを活用。BASFのバイオ由来原料の使用や、工程効率改善、再生可能エネルギーの使用等により、ポリエステル樹脂を使用した一般的な業界平均データ(CEPE V4)と比べ、建物のライフサイクル全体でのエンボディド・カーボンを大幅に削減できた。
3社は今回、低カーボンフットプリント粉体塗料への移行に関するメソドロジーや計算の詳細を含む業界事例研究も公表。今後は、バリューチェーンを超えた協働を計画しており、パートナー企業の参画を幅広く歓迎している。
【参照ページ】AkzoNobel, Arkema and BASF team up to lower carbon footprint of architectural powder coatings
【参照ページ】AkzoNobel, Arkema and BASF team up to lower carbon footprint of architectural powder coatings
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