
国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)は10月29日、国連生物多様性条約第17回エレバン締約国会議(CBD COP17)を機に、ネイチャーファイナンスの今後の方向性を示す論考「The Future of Nature Finance」を発表した。執筆したのは、UNEP FIで自然分野を統括するジェシカ・スミス氏。昆明・モントリオール生物多様性枠組(KMGBF)の2030年目標まで残り約4年となる中、金融機関がこれから注力すべき優先課題を整理した。
UNEP FIが実施した2026年の署名機関調査によると、多くの銀行や保険会社が自然を最重要課題の一つに位置付けている。一方で、GBFの各目標の達成は軌道から外れており、年間7,000億米ドルとされる生物多様性の資金ギャップを埋めるには、資金動員が大きく不足しているのが現状だ。
UNEP FIは今回の論考に先立ち、…
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