
欧州委員会の諮問組織「EUサステナブルファイナンス・プラットフォーム(PSF)」は10月26日、EU域外企業向けの欧州サステナビリティ報告基準「ESRS-40a」の公開草案に対する声明を公表した。欧州のサステナブル投資推進団体Eurosifも翌27日、同草案への意見書を公表。両者は、EU域内企業向け基準との整合性を評価する一方、気候変動以外の報告範囲をEU関連の影響に限定できる案と、EUタクソノミー関連情報の扱いに強い懸念を示した。負担軽減のための柔軟性が、企業間の比較可能性を損ない、投資家や企業の費用をかえって増やす可能性を指摘した。
【参考】【EU】EFRAG、EU域外企業向け「ESRS-40a」案公表。パブコメ募集。2028年度から適用予定(2026年7月31日)
ESRS-40aは、企業サステナビリティ報告指令(CSRD)に基づき、EU域内で一定規模の事業を展開する域外企業グループの報告に用いる専用基準。欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)が7月23日に公開草案を公表し、10月31日まで意見を募集した。EFRAGの公表予定では、2027年1月に欧州委員会への技術的助言を提出し、その後、欧州委員会による意見募集と委任法令の採択を経る。最初の報告は2028年度を対象に2029年に公表される予定。
両者は今回、…
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