
消費財世界大手米P&Gは4月16日、2030年までのサステナビリティ戦略「Ambition 2030」を発表した。2020年までの目標をすでに一部達成しており、今回新たに2030年までの目標を掲げた。
2020年までの目標のうち、二酸化炭素排出量を2010年比で16%削減と、水使用量を2010年比で27%削減、埋立廃棄物ゼロを事業所80%以上で達成についてはすでに達成。他にも、洗濯用洗剤の主力ブランド「Tide」でのPurCleaバイオ洗剤開発や、ヘアケア商品「Head & Shoulders」で海洋プラスチックの採用、風力発電やバイオマス熱の利用促進、プラスチックのリサイクル等で大きな進展を見せている。
2030年目標ではまず、商品パッケージでのサーキュラーエコノミーを推進。Tide、Head & Shoulders、パンパース、パンテーン、ファブリーズ、アリエール、Dwan、Fairy、Always等の主力20ブランドで、リサイクルや再利用が100%可能なパッケージを導入。同時に、透明性の高い表示や情報開示も実施していく。
従業員に対しては、サステナビリティ思考を全分野に導入するための事業改善を支援。革新的なアイデアやアクションに対しては報酬面で応え、従業員評価にも反映させる。環境面でも、同社の生産工場からの二酸化炭素排出量を50%削減し、事業電力を100%再生可能エネルギーで賄う。また50億l以上の水を循環サイクルが確立された手法で調達する。
外部とのパートナーシップも継続し、海洋プラスチック削減、森林保護、水系保護、吸収性衛生商品のリサイクル促進等に力を入れていく。
【参照ページ】P&G Announces New Environmental Sustainability Goals Focused on Enabling and Inspiring Positive Impact in the World
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