
ドイツのレムケ連邦環境相は8月31日、自然気候保護行動計画(ANK)の草案を発表した。気候変動と生物多様性の保護の2つを組み合わせた「自然気候保護」を提唱。2026年までに自然を軸としたソリューション(NbS)での気候変動緩和・適応に40億ユーロ(約5,600億円)の予算をつける政策を披露した。
自然気候保護は、ドイツ社会民主党率いるショルツ政権の肝入り政策。短期的には今冬のエネルギー危機を乗り切るため、原子力発電所の廃炉延期や、ガス火力発電の活用を一部決めたことで、閣内の不協和音が生まれたが、一方で長期的観点での自然気候保護を積極的に打ち出すことで、本来目指した政策を推し進めたい考え。
同政策は、生態系を保護、強化、再生することで、大気中の二酸化炭素を吸収し、気候変動緩和につなげるとともに、洪水等から社会を守る気候変動適応としても位置づける。すでに10分野で64件の対策を草案の中に盛り込んだ。今後さらに対策案を募集する。
【参照ページ】Mit Natürlichem Klimaschutz gegen die Klima- und Biodiversitätskrise vorgehen
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