ヤングカジュアルアパレルブランドのVolcomは、ハワイのオアフ島で世界大会のひとつに数えられている2014年度サーフィン大会Volcom Pipe Proを開催した。本大会の特徴はサステナビリティ戦略を打ち出し、免税非営利公益法人のSustainable SurfとSustainable Coastlines Hawaiiと協力。ごみ/移動手段/天候不順/開催地近隣への配慮などの観点から、環境配慮に取り組む方針で運営管理された。
サーフィン大会を通じてハワイの美しい海/野生生物/自然環境の維持などの周知活動も行われた。世界トップクラスのサーファー達が毎年、人々の胸が熱くなるようなコンテンストを行うことにより、海岸ひいては地球環境を守ることの大切さを広めたい意図がある。Volcom Pipe Proのウェブサイトでイベントを通して伝えたい持続可能性へビデオも公開されている。
Volcomの今回の取組は、スポーツ大会に環境対策を取り入れる世界的な動きの一つと呼べる。前回のロンドン夏季五輪の際も、サステナビリティが大きく打ち出された。オリンピックやVolcomなどの世界的な大会だけでなく、ローカル規模のスポーツイベントでもサステナブルを追求していく試みは可能だ。
【サーフィン大会サイト】Volcom Pipe Pro
【企業サイト】Volcom
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