【中国】米FTC、TikTokに課徴金6.3億円。13歳未満個人情報を保護者同意なく取得。動画オフライン化も命令 2019/03/03 最新ニュース

 米連邦取引委員会(FTC)は2月27日、中国ソーシャルアプリ大手「TikTok(ティクトック)」を運営するMusical.lyに対し、児童の個人情報を違法に収集していたとして、課徴金570万米ドル(約6.3億円)を課し、Musical.ly側も支払いに応じたと発表した。米国の児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)への違反。同法違反との課徴金としては今回が過去最大。

 児童オンラインプライバシー保護法は、ウェブサイトやオンラインサービスが13歳未満の児童から個人情報を収集する際には、保護者の同意取得を義務化している。しかし同社は、保護者の同意なしに、名前、Eメールアドレス等の個人情報を収集していた。2014年にサービス開始以降、すでにアカウント数は2億個を超え、米国でも6,500万人が登録している。また、アカウントはデフォルト設定で「公開」の状況になっており、13歳未満の個人情報が公開安い情報になっていたことも問題視した。また、半径50マイル(約80km)以内の他のユーザーを探しやすくする機能も付いていた。FTCによると、実際に成年ユーザーがTikTokを用いて13歳未満の児童に接触を試みたケースもあったという。

 Musical.ly側は、TikTokには13歳未満のユーザーが多くいることを認めた。またFTCは、COPPAの遵守と13歳未満のユーザーの全ビデオをアクセスできないようにすることを命じた。FTCの命令については、米司法省を通じて、連邦地方裁判所からの承認も得ており、法的拘束力がある。

【参照ページ】Video Social Networking App Musical.ly Agrees to Settle FTC Allegations That it Violated Children’s Privacy Law

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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