年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は12月6日、イスラム開発銀行(IsDB)のグリーンボンドとソーシャルボンドへの投資機会を、GPIFが運用を委託する運用会社に新たに提案していくと発表した。
GPIFは、ポートフォリオのカーボンフットプリント削減や、パリ協定整合性を高めるため、グリーンボンドへの投資を増やしている。但し、GPIFは、自家運用が禁止されているため、委託先の運用会社にグリーンボンドへの投資を促すという手段をとっている。同様にソーシャルボンドへの投資も、ESGインテグレーションの手法の一つと説明している。
すでに、世界銀行、欧州投資銀行、アジア開発銀行、北欧投資銀行(NIB)、欧州復興開発銀行(EBRD)が発行するグリーンボンドやソーシャルボンドの購入促進も行っている。GPIFは、グリーンボンド資産インデックスでの運用を早くて2020年度から開始するという報道も出ている。
【参照ページ】グリーンボンド等に関するイスラム開発銀行との取り組みについて
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら