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【国際】UNEPとIUCN、生態系に基づく適応で国際ファンド設定。ドイツ政府が70億円資金拠出表明

 国連環境計画(UNEP)と国際環境NGO国際自然保護連合(ICUN)は1月21日、生態系に基づく適応(EbA)のための国際ファンドを設定したと発表した。今後5年間、生態系マネジメントを通じて人間社会の気候変動適応力を高める。すでにドイツ連邦環境省が、国際機構イニシアチブ(IKI)を通じ、6,000万ユーロ(約72億円)の資金拠出を申し出ている。

 EbAは2009年に国連生物多様性会議で正式に定義されたコンセプト。同ファンドは、マングローブ林や珊瑚礁の再生等を通じて、沿岸地域の海面上昇リスクを緩和したり、山間部に植林することで異常気象時の地滑りや雨水侵食リスクを低減させる。活動では、専門性が高く地域での実績のあるNGOや政府と協働する。

 UNEPとIUCNは、2010年以来、生態系に基づく適応(EbA)プロジェクトを80件以上実施してきた。EbAは、適応グローバル委員会(GCA)が進める8つのアクション・トラックからも重要性が指摘されており、今回UNEPが具体的アクションとして組成した。

【参考】【国際】適応グローバル委員会、気候変動適応で具体的アクション8分野設定。20ヶ国、国連機関・NGOも協働(2019年10月10日)

【参照ページ】UNEP, IUCN to launch new €20m programme on ecosystem-based adaptation

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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