持続可能な発展を目指すグローバル企業団体WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)は2月26日、国連持続可能な開発目標(SDGs)に関する認識を上げるための学習ウェブサイトをリリースした。
今回の学習ウェブサイトでは、企業とSDGsの関係を端的にまとめ、10分から15分で概要を掴むことができるようなものになっている。内容には、「SDGsとは何か」「なぜ重要なのか」「企業の役割」「企業にとってのメリット」「消費者や関連企業を巻き込むためのコツ」などが盛り込まれている。
WBCSDは、SDGsの達成目標年である2030年までには、アクションの速度を上げる必要があると指摘。企業が重要な役割を担うとした。またWBCSDは、アクセンチュアと国連グローバル・コンパクト(UNGC)が2019年に実施した調査の結果を基に、回答したCEOの71%は企業がSDGsに重要な役割を担っているとしつつ、27%しかその役割を果たしていないと回答したことを紹介。企業にはまだやれることがあると学習ウェブサイトを作成した意義を伝えた。
【参照ページ】WBCSD launches new SDG learning platform 【ウェブサイト】SDG Essentials for Business