private 【国際】FAO、新型コロナで食糧貿易低下を危惧。一部の国ではすでに穀物輸出制限が発動 2020/04/06 最新ニュース

 国連食糧農業機関(FAO)の屈冬玉・事務局長は3月31日、ロベルト・アゼベド世界貿易機関(WTO)事務局長、テドロス・アダノム世界保健機関(WHO)事務局長と共同で声明を発表。新型コロナウイルス・パンデミックの影響で、食糧を貿易に依存している何百万人の人が食糧リスクにさらされる可能性があると警鐘を鳴らした。国境管理を強化したとしても、食糧サプライチェーンを維持するよう訴えた。

 今回の声明では、食品の貿易が阻害されると、食糧に対する安心に不必要な懸念が発生。また農業従事者の移動を制限することは、同じく食糧供給を阻害するとした。仮にこのような事態を招いた場合は、社会的弱者にとって重大な結果をもたらすと警告した。同様に、食糧調達への懸念から各国政府が輸出制限を発動する事態となれば、食糧価格の高騰や乱高下をもたらすとし、国際的な協調とグローバル市場の維持を呼びかけた。

 FAOが発信した3月のニュースレターによると、すでに輸出制限が各国で検討されてきている。世界有数の小麦輸出国カザフスタンでは、…

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