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【日本】BYD、EV路線バス車両で2021年に日本市場参入。現代自動車も2022年からEVとFCVで再参入

 中国EV大手比亜迪(BYD)の日本法人ビーワイディージャパンは12月16日、日本市場向けに量産型大型電気(EV)バス「K8(ケーエイト)」の販売を2021年1月から開始すると発表した。日本国内路線バスと同型の10.5m級大型車両として開発。ついに中国大手が日本のEVバス市場に参入する。

 同社は今回、2020年から小型電気バス「J6」の販売を開始し、2021年には走行状態を遠隔管理が可能なテレマティクス・システムの実装、普及型運転支援システム、充電器を介した放電(V to X)等の実装を進め、2025年までに2,000台の販売を目指すと発表。日本市場を有望な市場と見立てた。

 今回開発のK8は、車両部品のモジュール化やバッテリーモジュール配置の見直し等を行い、メンテナンスの効率化、乗車定員数の大幅な確保を実現した。定員は、81人、77人、75人の3タイプ。航続距離はバッテリー容量287kWhで、220km。充電方式はCHAdeMO。希望小売価格は3,850万円。

 K8に対しては、北海道北広島市で北海道日本ハムファイターズのボールパーク「Fビレッジ」の建設を進める「ファイターズスポーツ&エンターテイメント」(FSE)が、12月22日に戦略的パートナーシップ契約を結ぶ。BYDは海外市場でも多数EVバスの納品実績がある。

 また日本経済新聞は12月19日、韓国の現代自動車が、電気自動車(EV)と燃料電池自動車(FCV)に特化した形で、2022年に日本市場に再参入すると報じた。同社は2001年に日本市場に参入したが、販売に苦戦し2009年に撤退。しかし2019年の世界販売台数は719万台で世界5位。さらに同社のFCV「ネッソ(Nexo)」は、2020年に世界のFCV市場を席巻し、トヨタ自動車の「MIRAI」を大幅に上回る世界シェア75%を獲得した。同社は2025年までにEVを25車種投入する予定。

【参考】【韓国】現代自動車、EV、FCV、自動運転、UAMで5年間で5.7兆円投資。2040年までに全車種EV化(2020年12月12日)

【参照ページ】日本市場向け量産型大型電気バスを販売、2021年1月納車開始
【画像】BYDジャパン

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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