英電力大手スコティッシュ・パワーとエネルギー世界大手蘭ロイヤル・ダッチ・シェルの合同チームは7月16日、英国スコットランド王室領管理会社クラウン・エステート・スコットランドに対し、大規模な浮体式洋上風力発電所建設の申請を提出した。英国では浮体式での「メガウィンドファーム」計画がついに動き出した。
今回の両社のパートナーシップは、クラウン・エステート・スコットランドが発表したリースプログラム「ScotWind Leasing」の第1ラウンドに共同で入札したもの。ScotWind Leasingは、10年ぶりのスコットランド海域での海底リース・ラウンドで、初めて浮体式洋上風力プロジェクト向けのリースも用意した。
両社はすでに洋上風力発電全体でも2GWの設備容量を持ち、開発中の案件はさらに11GW分。浮体式洋上風力発電でも15年以上の経験があり、現在700MW分の開発も手掛けている。
クラウン・エステート・スコットランドは2022年前半にも第1ランドの結果を発表する見込み。
【参照ページ】SCOTTISHPOWER AND SHELL BID TO BRING LARGE-SCALE FLOATING WINDFARMS TO UK WATERS
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