仏電気設備大手ルグランは3月29日、2024年までのロードマップとして、注力4分野と優先15事項を発表した。「カーボンフットプリント削減」「ダイバーシティ&インクルージョン」「サーキュラーエコノミー」「責任ある企業の追求」の4分野への対応を強化する。
カーボンフットプリント削減では、2030年までにスコープ1、スコープ2での二酸化炭素排出量を、2019年比50%削減。スコープ3カテゴリ1の購入した製品・サービス、カテゴリ4及び9の輸送・配送、カテゴリ12販売した製品の廃棄での排出量を、同年比15%削減する。同社は、同目標で科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)の承認も得ている。
また同社グループ売上高の約21%を占める建築物向け省エネソリューションを活用し、2024年までに二酸化炭素排出量1,200万tの削減を支援する。
ダイバーシティ&インクルージョンでは、2024年までに女性管理職比率を30%まで向上させる他、毎年新入社員4,000人を雇用する。
サーキュラーエコノミーでは、同年までに製品の再生素材含有量を向上。プラスチックでは15%、金属では40%を目標として設定した。また包材におけるフローパックや発泡スチロールの廃止等、使い捨てプラスチックの廃止を進める。
責任ある企業の追求では、従業員の社会保障制度「セレニティ・オン」への100%加入、売上高90%で顧客満足の達成、2024年までに労働災害率20%低減等を目標として掲げた。
【参照ページ】LEGRAND UNVEILS ITS 5TH CSR ROADMAP, COVERING 2022-2024
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