Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【アフリカ】GFANZ、アフリカ・ネットワーク設立。気候変動対策と持続可能な成長で投資呼込み

 2050年までのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)にコミットする金融機関イニシアチブの連合体「ネットゼロのためのグラスゴー金融同盟(GFANZ)」は9月6日、アフリカでの地域支部とアドバイザリーボードの設立を発表した。本部はケニアのナイロビ。

 今回GFANZは、気候変動はアフリカ諸国にとって大きな課題であると同時に、成長と持続可能な開発の機会と指摘。また、世界の中で二酸化炭素排出量が最も少ないにもかかわらず、気候変動の大きなリスクを負わされているとも言及した。アフリカは、大きなポテンシャルがあるにもかかわらず、過去20年間の再生可能エネルギーへの投資のうち、アフリカでの投資額はわずか2%で、地域格差も大きく、エネルギー転換から取り残されていると述べた。

 その中でGFANZアフリカ・ネットワークは、アフリカ大陸の銀行、アセットオーナー、運用会社、保険会社等の金融機関と協力し、投資を引き出し、アフリカの金融機関との連携をサポート。公正、公平、包括的な移行を目指す。キャパシティ・ビルディングや政策アドボカシーも実施していく。

 今回アドバイザリーボードに就任したのは、議長が、第27回国連気候変動枠組条約シャルム・エル・シェイク締約国会議(COP27)の国連ハイレベル気候行動チャンピオンマフマド・モヒールディン博士、副議長がエジプト金融規制庁モハメド・ファリド博士。他には、CIB、エコバンク、Ninety One、ヨハネスブルク証券取引所、サウスブリッジ・インベストメンツ、モロッコ資本市場公社、ARM Harith Infrastructure Fund Managers、ダルバーグ、FSDアフリカ、アフリカン・リスク・キャパシティ、王立アフリカ協会、気候ファイナンスに関するハイレベル専門家パネル・グループからCEO級が参加する。

【参照ページ】GFANZ launches regional network to support climate finance in Africa

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。