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【日本】豊田スタジアム、アサヒのビール酵母細胞壁活用の肥料採用。農薬・化学肥料減

 アサヒグループホールディングスは9月5日、同社の飼料・肥料子会社アサヒバイオサイクルが販売するビール酵母細胞壁を活用した肥料が、豊田スタジアムの芝向け肥料として採用されたと発表した。

 採用された肥料原料は、ビール製造工程で発生する副産物のビール酵母を活用して生産したもの。植物の根の成長促進や免疫力の向上に対する効果が実証されており、芝の品質を向上できる他、農薬や化学肥料の使用量も削減できる。農地や全国のゴルフ場や野球場等でも使用されてきている。

【参考】【日本】アサヒバイオサイクル、ビール酵母細胞壁由来の肥料原料で虫害低減。JAぎふ協働、CO2排出削減も期待(2021年7月9日)

 豊田スタジアムは、プロサッカーチーム「名古屋グランパス」や社会人ラグビーチーム「TOYOTA VERBLITZ」のホームグラウンドで、豊田市、トヨタ自動車、デンソー、中部電力、三菱UFJ銀行等が出資している同名の株式会社が保有・運営。2021年10月からフィールド外周で、ビール酵母細胞壁を活用した肥料原料による芝生育の比較実証を開始。芝の根張りや回復力等での良好な結果を受け、2023年5月から全面採用を決めた。

【参照ページ】ビール製造工程の副産物を活用した「ビール酵母細胞壁」由来の農業資材(肥料原料)が、「豊田スタジアム」の芝管理に採用
【画像】アサヒグループホールディングス

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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