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【EU】欧州議会選挙、中道4派と極右が議席減。中道右派と右派が善戦

【EU】欧州議会選挙、中道4派と極右が議席減。中道右派と右派が善戦 1

 EU下院の役割を担う欧州議会は6月10日、6月6日から6月9日まで実施された欧州議会選挙の最新議席予測を発表した。推定投票率は50.8%。

 欧州議会選挙議席総数は720(選挙前は705)。EU加盟国の人口比に応じて議席数が割り振られているが、小国でも最低6議席が割り当てられている。英国のEU離脱後の初の欧州議会選挙となる今回の国別議席数は、ドイツ96、フランス81、イタリア76、スペイン61、ポーランド53、ルーマニア33、オランダ31、ベルギー22、チェコ、ハンガリー、ポルトガル、ギリシャ、スウェーデンが21、オーストリア20、ブルガリア17、デンマーク、フィンランド、スロバキア15、アイルランド14、クロアチア12等。

 最新予測速報では、二大勢力の中道右派の欧州人民党(EPP)が186(選挙前187)、中道左派の社会民主進歩同盟(S&D)が135(選挙前147)となり、双方とも議席数を減らした。他に、中道左派の欧州刷新(Renew Europe)が79(選挙前98)、右派の欧州保守改革同盟(ECR)が73(選挙前61)、極右のアイデンティティと民主主義(ID)が58(選挙前76)、緑の党・欧州自由連盟(Green/EFA)が53(選挙前67)、無所属会派(NI)が45(選挙前29)、左派連合(The Left)が36(選挙前40)、その他所属政党なしが55。

 党勢では、EPP、S&D、Renew Europe、緑の党・欧州自由連盟(Green/EFA)の中道4党で合計46議席減。一方、右派のECRが12議席増、極右のIDが18議席減で双方で6減となった。また、中道左派や左派のRenew Europe、Green/EFA、S&D、The Leftの合計で303(選挙前352)となり、選挙前は約半数を占めていたが、大幅に数を減らした。その他の左派側を入れると、330程度となる見通し。一方、中道右派や右派のEPP、ECR、ID、NIの合計で361(選挙前353)となり8増。その他の54議席を左派と右派でわけると、右派勢が約380で、議席半数の360を20議席上回る見込み。

 今回の最新予測速報では、開票率100%が、ベルギー、クロアチア、キプロス、チェコ、フランス、ドイツ、ギリシャ、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、ポーランド、スロバキア。暫定結果がオーストリア、ブルガリア、デンマーク、エストニア、フィンランド、ハンガリー、イタリア、ラトビア、オランダ、ポルトガル、ルーマニア、スロベニア、スペイン、スウェーデン。アイルランドは開票前のデータ。

 国別では、フランスで極右IDが30議席で第1党になった。ドイツでは中道右派EPPが30議席で第1党。オランダでも極右IDが6議席でEPPと並ぶ第2党となり、第1党7議席のRenew Europeに続いた。ポーランドもECRとEPPが各20で75%を占めた。ハンガリーはNI10、EPP8、S&D2で右派が圧倒的多数。反対にポルトガル、ベルギー、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、エストニア、リトアニア等は左派が過半数をとる見通し。

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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