【アメリカ】UCLAのLEED(グリーンビルディング認証)に対する取り組み 2014/01/30 最新ニュース

今回は、UCLA(University of California, Los Angeles:カルフォルニア大学ロサンゼルス校)のLEEDへの取り組みをご紹介する。

LEED(Leadership in Energy & Environmental Design)とは、ビルや家、学校などの環境に配慮した建築物に与えられる環境性能の評価・認証システムで、アメリカの非営利組織USGBC(U.S. Green Building Council)によって開発・運用されている。

LEEDの評価システムは年を追って改訂されているが、最新版の評価システムはLEED2009として知られており、LEED2009では100の基準点が6つのカテゴリに振り分けられている。6つのカテゴリは以下の通り。

  • Susitainable Sites(持続可能な立地)
  • Water Efficiency(水の効率性)
  • Energy and Atmosphere(エネルギーと大気)
  • Materials and Resources(資材と資源)
  • Indoor Environmental Quality(屋内の環境品質)
  • Innovation in Design(デザインの革新性)

また、上記の項目に加えて特定エリアにおける建設には”Regional Priority Credits”と呼ばれるインセンティブにより4点が追加される。さらに”Innovation in Design”にも6点の追加点が認められており、合計110点満点の中で評価が行われる。

建築物は獲得点に応じて下記4段階の認証を与えられるようになっている。

  • 認証:40?49点
  • シルバー:50?59点
  • ゴールド:60?79点
  • プラチナ:80点以上

UCLAでは大学構内の建築物のLEED認証に積極的に取り組んでおり、既にプラチナ認証を獲得している建物もある。動画をご覧になって頂ければ分かる通り、キャンパス内では建物と緑が調和しており、サステナブルなブランドイメージを喚起される優れた建築デザインとなっている。

UCLAのキャンパス建築を手がけるJeff Averill氏によれば、LEED認証の登場はビル建築業界におけるとても重要な変化を象徴しており、建設業界の関係者はビルが環境に与える影響について非常に敏感になってきているとのことだ。

建築段階から運用・保守段階に至るまで一貫した環境評価システムが存在し、その評価を高めるために建設業界が積極的に取り組んでいることは非常に素晴らしいと言えるが、Jeff氏は、ビルで使用されるエネルギーの40%は人間によって使用されるものであり、まだ解決するべき大きな課題があると述べている。

持続可能な建築を実現するためには、ハードの環境性能だけではなく、そのハードを利用する人々にも環境を配慮した積極的な取り組みが求められると言える。

【UCLAホームページ】http://www.ucla.edu/
【LEED(USGBCホームページ)】http://www.usgbc.org/leed

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