工業容器世界大手のGreifは、同社が開発したプラスチック容器「The DoubleGreen COEX 10-liter plastic jerry can」が製造業リーダーシップ賞でサステイナビリティ部門賞を受賞したと発表した。同社は段ボールからプラスチックなど幅広く工業容器を手がけており、北米だけでなく50カ国以上で事業展開。今回受賞したのは、液体などを収容できる10リットルプラスチック缶。
DoubleGreenプラスチック容器の特徴は多数ある。まず、サトウキビエタノール由来のポリエチレンを主な原料としており生分解が容易だ。化石燃料を使用しないため、実質的に二酸化炭素排出量を年間で1300トン削減したことになる。また、製造技術の改良により、必要原材料を減少させることができ、資源消費量と原料コストを両方削減できている。さらに、また、大型容器でありながら、積み重ね可能な形状となっているため、効率輸送が可能となり、結果として輸送燃料を削減することにもつながっている。DoubleGreenプラスチック缶は、危険物の輸送に適切な容器であることを示す「UNマーク」も取得しており、安全性も立証済みだ。
【企業サイト】Greif
※写真提供:PR NewsWire
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