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【アメリカ】ジェットブルー航空、責任ある機内食の提供に向け、サステナブルな小規模食品会社を支援

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 米国のLCC、ジェットブルー航空は3月9日、新たに食料品企業向けのビジネス・メンタリング・プログラム、BlueBudを開始すると発表した。責任ある機内食の提供の取り組みで知られる同社は、同プログラムを通じて小規模・スタートアップの食料品企業に対し、自社の製品を機内食として採用してもらうために必要なことを学べるユニークな機会を提供する。

 BlueBudではユニークで斬新なコンセプトを創造している小規模な食料品企業に対してジェットブルー航空からメンターシップが提供され、プログラム参加企業はジェットブルー航空の経営幹部から同社のユニークな製品開発文化や航空業界の動向などについて指導してもらう機会が与えられる。なお、BlueBudは当初、ニューヨーク州に拠点を置く食料品企業が対象となる。

 ジェットブルー航空でサステナビリティ責任者を務めるSophia Mendelsohn氏は、「我々は社会に変革をもたらそうと小さな会社を始めるのがどんな感覚なのかを忘れていない。このプログラムは、当社の信念に沿った素晴らしいアイデアを持つ小規模な企業を支援する機会を我々に与えてくれる。我々は、環境に配慮しながらニューヨーク州で生産された製品や食料品に誇りを持っており、それらの食品は我れが提供する機内食の最初の選択肢となる」と語った。

 参加企業は1週間のメンターシップ・プログラムに参加し、ジェットブルー航空の食品の生産から提供までの流れを見学するほか、オーランド州にあるジェットブルー大学でサステナビリティに関する講義や会議に参加する機会も与えられる。

 ジェットブルー航空のブランド・製品開発担当副社長を務めるJamie Perry氏は「機内食の提供パートナーとなることは簡単なことではない。だからこそ、新たなメニューを選択する人々から直接知識を得るよりも良い学びの場所はないだろう。ジェットブルーは既に何社かの小規模ブランドを採用してきた。我々は社会へのインパクトに意識を向けながら急成長している他のブランドと新たな関係を構築できることを楽しみにしている」と語った。

 これまで、一般的に航空会社は新鮮で責任ある食品の調達には関わってこなかったが、ジェットブルー航空の製品開発・サステナビリティチームは全ての機内飲食メニューにおいて栄養価の高い、責任ある食品の提供に努めていく方針だ。

 顧客へのサービス価値を高めるために機内食のサステナビリティを追求し、その過程で地元の小規模サプライヤーも巻き込みながらプログラムを展開する同社の取り組みは、とても優れたCSR活動の一例だと言える。

【リリース原文】JetBlue Gives Sustainable Food Companies a Boost With New Business Mentoring Program
【企業サイト】JetBlue Airways

(※写真提供:Chris Parypa Photography / Shutterstock.com

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