独Institute for Sustainabilityと米World Environment Centerは7月22日、中南米企業のサステナビリティ・マネジメント構築に向けたガイダンスを発表した。メキシコ、チリ等での企業調査も実施した。中南米地域でも企業のサステナビリティに向けたアクションが活発化している。
同ガイダンスの作成チームは、中南米企業は、気候変動、廃水処理、廃棄物削減、労働慣行改善等、数多くの地球課題に立ち向かう体系的なマネジメントを必要としてきていると指摘。政府での立法を待つことなく、欧米企業は発展途上国のサプライヤーに対しても、サステナビリティ戦略の導入を求める動きを踏まえ、中南米企業にもサステナビリティ・マネジメントが必要と訴えた。
一方、企業がサステナビリティ・マネジメント導入に向けた障壁の一つとして、林立するガイドラインやスタンダードの存在があるとした。そのため、今回のガイドラインは、有名な15のフレームワークを俯瞰的に分析しつつ、欧米と中南米の企業約100社の実際に活用方法を分析し、中南米企業にわかりやすいガイダンスをまとめた。
【参照ページ】English Publications on Sustainability Management
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